昨日のことかー!(クリリン調で)

ゼミの英文要約をしながら寝落ちして、朝起きる。
少々焦るも、なんとかなると見切り発車で授業へ。
例の性教育の授業です。
なんか日本でのピル使用率が低いことや、日本人が性生活を価値観の中心におかないことにいたく御立腹の様子。なぜそこまで人事調かといえば講義中ずーっとゼミの要約をやっていたからに相違ありません。
でも反論。

ピルの使用率は世界最低水準でもコンドームの使用水準は世界の中でもトップクラス。もちろんゴムの使いかたを間違うとか、穴を開けてしまってうっかり妊娠なんてことが続くのはピルを使わないせいだ、とも言えますが、反対に性感染症に関する防御率はピルに頼るようになったら減るはず。となるとそこはトレードオフなんではないかと。まぁむしろ先生的には「最近のピルは含有ホルモン量も減らしてあって大した副作用もないんだから、副作用ばかり強調されてその利点が知らしめられていないのはケシカラン」ってことだったみたいですが。まぁ確かに、体質に合うなら年間4万円でパーフェクト避妊が可能ってのはいいのかも。男用ピルができないのは一旦種無しにしたらもう復活しないからなんでしょうかね。

「フランス人女性にアンケートをとると、女性の生活を最も変えたものの1位にピルをあげる」ってやたらめったら強調してましたが、ラ・マン上等な国の人間と、セックスを文化的に「秘め事」としてきた国の人間に同じアンケートをとって結果が違ったからってそんなに大騒ぎすることじゃなかろうに。どんなアンケートをどうやってとったかも明らかにせず「性生活が人生の優先度の高いところある」って解釈を加えた結果だけ吹聴するのは誤解を招くだけではないんでしょうか。(ちなみに別の授業で聞いたところによるとアメリカでは電子レンジが上位に上がるそうです。)

そんなことを

オブラートに包みつつ感想文として提出したところで授業はオシマイ。