備忘録として

1、VCとSBICの違いがわからん…
2、日本のVC発展史を作ってみよう!(←次回までの課題)
3、ARDって格好よくねぇ?
4、Whitneyとかはもう少し情報公開しやがれコンチクショウ!
そのまんま載せておくのもどうかと思うので、VCはVenture Capitalの略。SBICはSmall Business Investment Companyの略。日本語ではベンチャーキャピタルと中小企業投資会社の差です。で、SBA(Small Business Administration、日本の中小企業庁みたいなもん)ってのはあるんだけど当然Venture Capital Administrationなんてのは無いわけで。VCとSBICでは社会的に負っている役割が微妙に違うみたいなんだけど、統計的にはいっしょくただし…どっちを自称するかだけの問題なのかなぁ。うーん。明確な差があるならそれを言っている文献が欲しいし、大差が無いならそういう資料が欲しい。
日本のVC発展史は案外楽な気がする。一応老舗VCってのは現存してるし、社史をなぞったりするのはなんとでも。ただ業界分析をしなきゃならんとなると一気に話は変わって、そもそも日本にVC業界なんてものがあるのか、ってところから話がこんがらがってくるんだよなぁ。ぬーん。
ARDってのは米国で2番か3番にできたVCで、民間資本に拠った初のもの。設立理念が超カッコいい。まぁ80年代になる前に吸収合併されてしまい、現存してませんが。理念だけじゃビジネスできねーよ、ってゆーことが垣間見えます。
最後のWhitneyってのは世界初?のVC。まぁ一応Venture Capitalを名乗った中では最古のようで、現存してます。設立60周年くらいかな。これはWhitney家っつー大富豪が個人資産で1000万ドルをぽーんと出して作ったもの。うーん、外人の大富豪はなにをするかわかったもんじゃありません。当時の1000万ドルってどんなもんなのか…なんか指標がないかなー。ちなみに1940年当時、為替相場は$1=2円というハイパー円高の世界です。ああ、あったあった「駆逐艦 フレッチャー級 1000万ドル」ちなみにこれがフレッチャー級駆逐艦http://koukokuno-ura.cocolog-nifty.com/miho/images/6.JPG…個人資産で駆逐艦って買えるもんなのか。あ、小泉が04年に北朝鮮相手に申し出た支援金額が1000万ドル。まぁそうは言ってもゲイツの個人資産は約500億ドルと桁が3つくらい違うんですが。閑話休題。まぁとにかく、世界初のくせに個人資産で運営されてるから情報開示がロクにされなくて鬱、ということ。ちなみにCompaq(もう無いか…DELLとの戦争に負けて今はHPに吸収されてますね)を育てのもこのWhitneyのVCだったり。そういえばCompaqといえば、ここがまた先のARDの育てたDECって会社を吸収してたりして、結構新規企業は絡みが面白いことに気がついた。