インターンの面接に行きました、の巻〜

多分長いです。
インターン面接が急に決まり、慌ただしく心の準備をしました。
…そんな前日の日付も変わりそうな深夜にあることに気付きました。
カバンが無い!
普段は完全にリュック(ユニクロ、1980円)で生活してる人間が、物が入らない・無駄に重い・ヤワそう!なビジネスバッグを持っているわけがない。ので、就活をしていた知り合いや先輩にメール。さむばでぃー、れんど、みー、バッグ!
…抵抗は無駄に終わり、とりあえず一限目はテストなので受けに。答案の25%は白いままだったものの、周りの人間は50%白かったので単位ゲットを確信しつつ提出。モンゴルからの留学生にそう言ったら「ほとんど来てないか、来ても寝てたのにスゴイネー」と褒められました!(勘違
2限は事前出題。「ビジネスモデルを作れ」。最初の5分悩んだあげく、考えてあったモデルがどうもうまくいかない気がして、一つでっちあげること1時間。それでもとりあえず周りよりは新規性も継続性も拡張性も収益性も高いものになっただろう。なにより面白そうだし。…提出しようかなーというところで講師が驚愕の一言「最後の『講義への感想』(おまけのような位置にある)が100点中50点なんでヨロシク」
な、なんだってー!
明らかに周りのペンの動きが変わる。こちらも負けじと「聞いてましたよ〜」アピールをしつつ水増し。単位を確信して提出。
そっから授業をサボって面接に行くと説明して、茶太郎に課題の提出をお願いし、思い出したようにカバン談議。「インターンの面接ならいーんじゃない?リュック黒いし」とゆーことで全会一致。無問題!
時間もあったので諸連絡を兼ねて元はバリバリの社会人だった知り合いに服装チェックと一般常識チェックを頼む。スーツは着慣れてるから大丈夫だろうと思いきや「あ、そこを見ますか!」というところを指摘され、感謝。ついでにハンカチとティッシュとブレスケア系を陣中見舞に頂いていざ出陣。細かった昔から汗っかきだったから、ハンカチというかタオルしか持ってないんですよ…。
中央線と南北線を乗り継いで、やってきました溜○山王。やたらと近代的な構内にビビりつつ、20分前に来るという判断をした自分を褒めてあげ、トイレの位置だけはチェック。面接会場は19階、ド○ツ銀●のフロアになってました。
既に同じ時間帯の人間はそろっていて、ビリで到着。リュックは他におらず、皆ビジネスバッグで戦闘モードだったので少し気後れしつつも受付を済ませ、ビジタータグを貰って、待つこと5分。
面接会場に入って気が抜けた。
この配置だとバッグ見えないじゃん…。
なーんて考えているうちに面接スタート。自己紹介1分、ディスカッション10分、総括各自2分という時間配分を告げられ、自己紹介は三番目という好配置。微妙に失敗(言いそこねた、とゆーか厳密に時間を気にしたら喋れなかった)したなと思いつつも周りと大差ないのでセーフか? て、ゆーかお前ら時間制限無視し過ぎ!
そんなことを考えてたらグループディスカッション。注目のお題は…
NEET!
吹き出しそうになるのをこらえ、平然とディスカッションかと思いきや…。論点があらぬ方向に向かってる!
切り込み君、張り切るのはいいんだけどそんなしょっぱい論点立てないでください…。いきなり「NEETは自由に生きていていいんじゃないか!」とか言い始めるし。社会の豊かさと教育が原因とか、方向性としてベタ過ぎな上に発展性があまりに無い。
…あー周りもそれに同意し始め議論錯綜。しょうがないから一旦総括にしゃしゃり出ました。で、方向性を修正しようとするも、意に介さず皆結局トートロジーを始めます。お前ら「しゃべり場」見すぎ。主催者の空気読めよ…。結局5分通過したところで、一切介入しないと言っていた主催者側が方向修正を加える惨劇。ナニコレ。
仕切りなおしたので、さぞ発展的な話になるかと思いきや、仕切りなおす前の話題に再び迷走。ぅーん。
そんな感じで、とりあえずNEETは「国が豊かで人々に目標がないのが原因なので、そこをどうにかしましょう」という素敵結論になってしまいました。ちなみに問いは「どうやったらNEETを減らせるか」というものなので、全く答えになっていません。10分が無常に不毛に過ぎ、いよいよ総括フェイズ。
立候補制だったので、切り込みさんはまた切り込んでましたが、問いへの答えになってません…議論の総括?もどきをしてタイムアップ。それを見た上で、2番手は悪くないポジションだと思い立候補。「国が豊かなのが原因」というのは地雷だと思ったので、その論点はさりげなく省いてトカゲの尻尾切り。全体の話が教育にまとまってしまっていたのでそこは合わせつつも、めちゃくちゃ抽象レベルで閉じてた議論に体験談を交えつつ具体性を加え、2分経過で終了。三番手は時間オーバーしすぎ。四番手が突然「我々は縄文時代には戻れない!」とか言い出したのはともかく「国全体での支援ではなく地域にあわせた支援を」という新たな切り口を提供…ディスカッションで言ってくれ。5番手は可も不可もなく無難に終了してたかなぁ。
時間が余ったので主催者側が「国が豊かになったからNEETが増えた、という議論が多かったが、じゃあそれは不可避なのか」というような突発議題を提示。立候補制で意見が求められたので、またもや我らが切り込み隊長が特攻して、「不可避不可避!」とか言ってました。何が不可避なのかよくわかりません。
で、他に意見は? という空気が流れたのでせっかくだから立候補して「国が豊かになったことは必要条件だとしても十分条件ではない」と強調。NEETが問題になっている先進国となっていない先進国の比較とか、教育制度の拡充方針、現在日本政府が採っている支援策の意義についてテキトーに語って、主催者に質問をされ、応答して、終了。知識勝負ではないのがディスカッションですが、このくらいは最低限の話としてOKでしょ。NEETについてなら任せとけ!
まぁ、こんなもんかなぁ。お題が微妙だったのはともかく、議論の錯綜度合いが想像を超えていたのでなんか変に疲れました。まぁ根本議論をせずに「どうしたら減らせるか」ばっかに終始するのも本来は危ないんだけど、時間の配分考えた上で落としどころを見極められなかったのが自分としては大失敗。そこで定義は終わったから〜って感じでイニシアチブを取りに行けばよかったよなぁ…。まぁ留学生が居たからそれに絡めて話題を振ったり、水面下で微妙なイニシアチブはとってたけど。そんな感じで次回への反省。そこそこグループディスカッションはイケると感触を得られたので大体OK。まぁこれで落ちてたらドイ●銀○とは御縁がなかったということでファイナルアンサー。
で、終わったあとはT大生2人と全然関係ない話で歓談。なんか皆GS好きなのねー…。プログラムの内容的にも日程的にも面白くなかった&都合がつかなかったからパスしたんだけど。
で、久々に影月と会うことに。むしろこっちが本命。あっちが用事を済ませている間に秋葉原でビジネスバッグを物色。そんなタイミングで合流。結局悩みに悩んだあげく、ダンロッ○のロゴが入った怪しいビジネスバッグ(2480円)を購入し、これでなんとか就活戦線を乗り切ろうと決意。グループディスカッションを笑いの種にしながら、歩きながらの3分でもっとマシな議論が湯水のように出てくる影月もナカナカ。まぁ本人は就活するにしても場を荒らしに行く気しかないらしいですけど。司法試験かロースクール狙いだし。そんなことを話しながら御茶ノ水へ散歩。回転寿司を食おうということになっていたんですが、結局3時間くらい迷走して行き着いたのは焼き鳥屋さん。けっこう有名&高いところで、一人4000円くらいかかりつつも久々にゆっくり話せたので満足。そして鳥が美味しかった。
話の内容は〜…まぁ男二人が揃えばこの話よね、って感じなので割愛。