郵政解散とか

なんか騒いでます。
争点が刺客だとかクダラナイことに移り、今更口を差し挟む余地がありません。
でも1つだけどうも納得がいかないんですが
「党としての方針に逆らった」だから「公認しない」
って論理としてオカシイんですかね…?
与党最大派閥の地盤・組織票を使ったおかげで、金バッジ付けて永田町を黒塗りの車で偉そうに闊歩できるようになった人たちが「あ、この法律が通ると自分の利権が侵されるから反対」って…。それを面白可笑しいように取り上げるマスコミも語るに足らないけど。
はて、一方の反対派の人々は正面切って反対した組織に居場所があり続けると本気で考えたんだろうか。
ああ、でも日本ってそれを容認しろよって社会か。生温さがステキですね。
個人的には小泉大好きでもないし、なにがなんでも郵政を民営化しろってわけでもないけど、どうにも今回の反対派の動きは往生際が悪い。てゆーか、そもそもお前ら国政選挙で選ばれた政治家なら、まずは地元の自分に投票してくれた有権者に対して「反対します」って説明してスジを通した後で退党して反対すりゃいいじゃん。どうせそこまでする気も、党執行部によってここまで処分される気もなかったんだろうけど。根本的に覚悟が足りない。
とりあえず次の国政選挙には投票しに行きます。で、またドコに入れるべきか悩むんだよな。共産、公明、社民は考慮するに値しないのでボツ。絶対少数派政党と新興宗教と腰抜けサヨクに投じる票は無い。そうなると結局自民か民主か。
…残念ながら民主は自民と並べて比較する価値すら無い。唯一、数だけはまともに野党なくせに。
今回の郵政民営化に関しても。ちょっと前のマニフェストに民主が「郵政は民営化します」って書いてあったのをどれだけの人が覚えているだろうか。ああ、そういえばそのマニフェストは選挙直後に「与党になれなかったから全部破棄します。アレはウチとは関係ありません」とか高らかに宣言されていました…随分と軽い公約ですね。それで選挙戦ったくせに。
そんなわけで政権公約は速攻で破棄する、郵政に関してもロクな対案も出せない、なにかあればとりあえずスキャンダル指摘。あの程度の自民党にその程度の対応しかできない野党には用はありません。今回も勝てる要素が無さ過ぎです。個人レベルで見ると悪くない人材が居るにも関わらず、どうしてあそこまで烏合の衆なのか。
他に選択肢が無いから白票か自民の二択。「行かない」は選択肢に無いです。