そういえば昨日は

影月のお手伝いということで早稲田へ。ディベートを始めたいという奇特な面白い女の子がいるそうなので…今ならまだ間に合う!と横槍を入れるために。何が間に合うのかって?「やらない」という選択肢をとるのがですよ。やー、ディベートやってても幸せにならないって。
でまぁ2時間半くらいかな、影月がディベートとはなんぞやみたいな概説をしてるのを横目に、貰ったプリントをいじくりまわしてました。なんかノリでモデルディベートをやらされました。お題は定番「ドラえもんは22世紀に帰るべきである。是か否か」
肯定をひいてしまったので、無銘と一緒に考える。論旨「ドラえもんは22世紀に帰ることでしかその使命を全うしない」。対する影月・女の子連合は「ドラえもんがいなくなるとのび太は将来自殺する。しかも借金も作るから末代はより苦しむ」。
血で血を洗う、凄惨な戦いでした。
「証拠資料を引用します。ドラえもん文庫版<感動編>、58Pからはドラえもんが諸事情により未来に帰る、というストーリーの続編が描かれています。帰ったあとの、のび太の台詞を引用開始『明るく生きよう』引用終了。のび太君は甘える対象がいなくなったことで初めて生まれ変わったのです!」
「証拠資料を引用します。ドラえもん単行本版1巻、ドラえもん初登場の話には、セワシが未来から持ってきたアルバムに未来ののび太が映っています。そこには、引用開始『だいがくじゅけんにしっぱい』、『しゅうしょくできず、かいしゃをおこす』、『かさいによってかいしゃがまるやけ』、『しゃっきんとりにおわれすせいかつ』引用終了。このような凄惨な未来が映っています。論理的に考えて、のび太は就職できないからと誰かに騙され、社長に就き、火災保険詐欺に巻き込まれたと考えるのが妥当でしょう。だってのび太だし」
( ´゜д゜`)<ナンダッテー
まぁディベートの本質は伝わったことでしょう。
日常「のび太が悲しみます」→ディベート「いたいけな小学校5年生の心に深刻かつ癒えない傷を残します」
言ってること変らない、でもこんなもん。それが大事な場合もあるけどサ。