ブリーチ

連載がまだまだ続きそうなブリーチ。単行本が6まで出たあたりから集め始めて、現在20巻。ふと掃除をしている途中、読み返してみた(掃除中って何かに気をとらわれやすいですよね?)。
やっぱり漫画って1巻と現在連載中の絵って違うもんで、ブリーチの場合は「着々とジャンプ絵化していったんだなぁ」と思った。絵の雰囲気もだけど、コマ割とか場面作りとか。まぁ数多のジャンプ絵の中でもブリーチはブリーチ独自の世界を作っていて、だからこそ人気があるんでしょうが(そう考えるとボーボボも、独特だから人気があるのか…?どうもアレにはついていけないけど)。ブリーチの場合、原始的な絵柄からジャンプ絵への過渡期はソウルソサエティに入ろうとする頃から瀞霊廷に突入して藍染が死ぬあたりまでか。絶妙に読み辛い。
にしても、ソウルソサエティに突入してダラダラとバトル漫画になり始めたあたりで「あー、このマンガもここまでか…」と思ったものだけど意外にその後も(それまで張った伏線の類を放置しつつ)ちゃんと物語としてまとめられてて凄いと思う。「困ったときの天下一武闘会」にもならなかったし。敵陣の中という限定空間はありつつも、キャラが各々好き勝手に動いて、闘って、たまに裏切ったりするドタバタを綺麗にまとめられてるなぁ、と。
…まぁそれにしても昨今の青天井インフレはどうかと思う。そろそろ皆が地球の1つや2つ破壊できるようになるぜこりゃ。