Dead Poets Society

邦名「いまを生きる」(個人的にはこの邦訳はだいっきらい。原文のタイトルの雰囲気とか、意味するところが全く反映されてない)。映画化もされてます(ロビン・ウィリアムズ主演)。映画を見ただけだったので国立のブックアイランドで100円になってた小説を購入。久々に小説ってものを読んでるなぁ。で、3分の1を読み進めた時点の感想としては「原文読め!」。普通の英語小説ならそうでもないんですが、詩の朗読シーンとか、超有名な詩からの引用が多用されてるので日本語で読むのはもったいない。英詩は、もちろん好きな人と嫌いな人がいるんでしょうけど(というより学問的にやるのは俺も大嫌いなんですが)、響きが気持ちいいです。口に出してナンボ。なんつーか、口先が喜んでる感じで凄く気持ちよく吟じられます。リズムとか韻の世界なので和歌とか短歌が持つ幽玄さでは劣るけど、素敵な芸術作品であることは間違いない。