うーん、ダメ

とことん今余裕が無いんだなぁ、とかなり反省することをしてしまい鬱。
20日と土曜日が脳内で一致してなかったってどういうことだ自分…。


とりあえず昨日まで取り掛かってた動画作業は無事アガリ
各方面から意外なほどにやたらと好評で、それはそれで嬉しかったり。
ただ同時に、あれくらいが自分の限界だなぁという気もしてたり。
おだてられて天に昇るタイプならこんな保守的になってないっ。


動画、静止画の編集に関しては要するに
「用途に応じて本当の状態より格好よくすること」
ってのに尽きる。


どうしても画像の編集ってこと自体が大変で職人芸だった時代のことを頭に思い描くんだけど、最近のソフトは極めて頭がいいので素人でもソコソコのモノは作れる。まぁ先行してるイメージがあるからこそ、市中の業者は未だに法外な値段を請求できるんだけど。
まぁでも実際、技術的なところは今まで暗黙知だった部分をソフトってモノが代行してくれてるけど、いわゆる「センス」とか「感性」っていうやつはなかなか難しくて。より華々しくなるように色合いを変えた写真(見栄えはする)と、そうでないのを並べると、意外にも編集される前の画を「より映える画」として選ぶなんてことは結構ある。人間の眼とか脳みそは不思議だらけ。実はそういうときに問題なのは自分のセンスでどっちを選ぶかではなくて、そのときに見せるシチュエーションでどっちの方が適切で映えるかなんだけど。実際のクライアントとか視聴者は初見の人なので比較しない、というのは事実だったとしても、そういう配慮が無いと画全体が崩れる気がする。だから画のわび・さびとか、シチュエーションによる判断をソフトが代行できるようになったら凄いと思うし、映像の編集コストも激安になっていくんじゃないかな。

一方でセンスといってもそういう美術的なところではなくて「これは出してはマズイ」って画を判断するセンス。どちらからというとコモンセンスに近いんだけど。どういう目的で誰に見せるのか、ってのがわかった上で判断をきかせないとこれも結構難しいのね。
そゆところをザクザク切ったり貼ったりした上で、残ったのをどう見せるかが編集屋の仕事だと。それを考えずに撮影してると、いざ編集になって「そして何も残らなかった」なんてこともあったり。まぁ別においらは芸術作品を創ろうとしてるのではなく、ドキュメンタリーを専業なのですが。どういう画を選ぶかーとか、もう完全に今までの経験とセンス。根気さえあれば誰にでも出来る気がするけど、やっぱりそれを面白いと思えないと辛い仕事なんだろうなとも思う。

あと動画とか静止画って個人情報的にも色々あるし、肖像権的にも色々あるからそこらへんの政治も必要になったり。実際はここが一番暗黙知なんじゃないかなとも思う。何がOKで何がダメ、誰がOKで誰がダメ、この場合はOKであれはダメ。でも実際はダメってことになってるのも迂回して頼むとOKになったり。教科書通りのシチュエーションは、実際は裏で動いてる人が相当下手にやったんだなぁ、と思うようになった今日この頃です。スレ過ぎ。

あと全然関係ないんだけど、そして大抵のことでは怒らないんだけど、人がいない間に玄関のドアノブに大量のハンバーガーを吊るすのはどうかと思う。しかも俺がバイトで深夜まで帰らない日に。猫が来て引き裂いて部屋の前に中身をぶち撒けるとかまで考えられないなら相当アレだし、悪戯のセンスが無いので止めれ。(まぁ今回それはなかったけど)
これがあれだよ、家にいるときにチャイムを鳴らして、ドアを開けたら「2週間遅れのはっぴーばーすでー」とか言いながらクラッカーを鳴らして、ハンバーガーを家に投げ入れたなら容認ですよ。あとな、食い物を粗末にするなと。食えない量頼むなと。miuさんじゃあるまいしw