昨日の日記の続きとか/追記

寝ながら書いてたから。
まぁ今日は授業に行って、サークルのミーティングにレジュメだけ投げ付けて、明後日の公開講座の準備をして寝るだけだから特に追記することもあるまいし。

追記:
追記しないと思ってた30分後に追記です。
http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20165467,00.htm
天下のソニー様の白PSPの広告が白人と黒人の対比という形で出されたため、国際的に非難が挙っている、とのこと。問題になった看板の写真は以下
http://www.flickr.com/photos/rkk/173876127/
あーうん。確かに。
なにせ一世代前はダッコちゃん人形が大流行りするとか、比較的日本人はこの話題に関してはルーズなところがあると思うんですが(日常生活で外人さんがやたらと神経質になるかっていうとそういうわけでもなく、ただ公共物に関してはかなりピリピリする)。結局これは総論し始めるとアレなんでソレということにしておきましょう、てゆーところはグローバル展開してる会社の広報部門が意識しておかないといけない最低限のリスク管理だろ…。デカイ会社であればそれだけ叩かれるっつーのに、またなんでこんなアグレッシブな広告を…。
いちゃもんのようにも取れますが、特にその昔虐げた人と虐げられた人が今も表面上は仲良く同居してるアメリカではしばしばニュースになったりする話です。南無三。



昨日はまた中途半端なところで終わったけど、最近web2.0の話題が出る度に、自分が就職する業種的にはパイは増えるのか減るのかひたすら考えてることがある。
というのも、webの世界での進化と共にハードの物理的な進化も(追いつけてないけど)進んでて。
webでは極端な話「もうアプリケーションもハードの一部機能は全部webでやればいいんだよ。メールはgmail、データもgoogleがストレージを提供するようになって、ワードもMSに代わってオープンオフィスを採用、ウイルス対策もライセンスだけ購入してアップデートでそれを補完!」てなノリになってきてる。
でもまぁ実際それも極端じゃない世界になりつつあるわけで。一昔前に構想されたネットワークコンピューティングが、当時はハードの性能とインフラの不備で出来なかったのに今はやろうとすれば出来る。
それが社会の流れとして必然だとすれば、まぁgoogle水力発電所の近くにアホみたいなサイズのデータセンターを作るそうだけど(24万平方メートルだそうです。ホントなら東京ドームが余裕で5個入る面積)とにかく裏で動く機械はどこかの誰かが提供しないといけない。単純に一カ所に流入する電力も情報量もケタが変わってくるので現実世界での物理的な再編が必要になってくる。それに対応したデバイスは誰かが用意しなくてはならない。まぁgoogleが内定先の客となることは無いんだけど(仲介業者を通す必要無いし)、だからこそ万一googleが今後恙無くネットでも現実でも成長していった暁には国内の商売相手が干上がってるんじゃないかという気もしてる。
冗談じゃなくて、米国の19世紀末に馬車が鉄道になったようなターニングポイントがまた起きつつあるのかもしれない。誰もまさかそれが本当に成し遂げられるとは思っていなかったし、やっぱり馬車を沢山繋げた方がいいよねってしばらくは言っていたけど、確かにわずか3世代以内で社会は一変した。鉄道はきわめてローカルなインフラだったけど、今回は明らかに性質も変化のスピードも違う。

とはいえ一方では、
大変革がホントに起きたらIT業界潤うぞー。ウハウハだぞー。
という気もちょっぴりしてはいる。でも今後潤うのは国内の数社じゃなくて世界の一部地域の、極めてオンタイムで最新のものを法人向けにも提供し続けられるような数社だけで、後はどれもこれも衰退していっちゃうんじゃないかという感覚が拭えない。日本がそんな中で、国としてどう生きて行くのか。方向性をハッキリ打ち出せるようなリーダーがそろそろ必要です。
んー、難。
まぁこんなこと考えててもしょうがないといえばしょうがないんだけど。